認定看護管理者会役員のつぶやき

近畿ブロック役員 元生早苗

断捨離のすすめ

断捨離:モノを手放し、心を軽くするための実践哲学

はじめに

断捨離(だんしゃり)は、近年大きな注目を集めているライフスタイルの一つです。私がこれにこだわるのは、60歳を前にして色んなものを整理するということの大切さを実感しているからです。断捨離は、単なる片付け術ではなく、モノとの向き合い方や生き方そのものを見直す実践哲学とされています。現代社会の豊かさの中で、私たちは無意識のうちに多くのモノに囲まれ、現実が見えなくなっていないかと考えるのです。

断捨離の語源と基本概念

「断」は入ってくる不要なものを断つこと、「捨」は今持っている不要なものを捨てること、「離」はモノへの執着から離れること、という三つの要素から成り立っています。この考え方を日常生活に応用することで、モノに限らず、情報や人間関係、さらには思考や感情に至るまで、自分にとって本当に必要なものだけを選び取る力が養われれるとされています。また、断捨離には下記の5つの効果もあるとされています。

5つの効果

①心身のリフレッシュ ②時間の節約 ③ストレスの軽減 ④お金の節約 ⑤人間関係の見直し

断捨離を通じて

私自身、断捨離を決意してモノの整理をはじめたわけではありませんが、改めて断捨離の実践哲学に触れるとまさに断捨離を実践し、必要なことだと実感しています。これからも継続することで、心の整理術を習得できればと考えています。
断捨離をすることで、自分自身と向き合い、身の回りを整えることで、心も整い、新しい目標や挑戦に向かうエネルギーも生まれると言われています。こうしてモノを減らすことで得られる心の余白は、より自由な発想や新たな出会いにつながると期待しています。
日々の暮らしの中に少しずつ断捨離を取り入れることで、これからの人生が、より豊かなものにできればと願っています。

  

2025年8月18日