日本認定看護管理者会役員のつぶやき
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常務理事 南谷志野
憧れの仕事
看護大学で看護管理学の専任教員となり、今年で7年目になりました。
毎年、大学2年生対象(多くは19~20歳)の「看護管理学」の講義後に、「将来(およそ10年後)になりたいものは?」について、アンケート調査をしています。
未来の医療・看護を担う世代の看護学生たちは、どんな回答をすると思いますか?
結果は、こうです↓↓↓
ジェネラリスト(どの分野でも活躍できる看護師) | 約50% |
スペシャリスト(特定分野の認定看護師・専門看護師) | 15~20% |
看護管理者 | 10~15% |
助産師 | 約10% |
保健師 | 2~3% |
研究者・教育者 | 1%未満 |
回答の傾向は、毎年同じです。いかがですか?
「看護管理者になりたい」という学生が10~15%いることに驚かされます。
皆さんの周りには、看護管理者を志向するスタッフはどのくらいいますか?
「モチベーションは伝播する」ということは実証されています。
看護学生や若い看護師たちにとって、看護管理者が“将来の目標”や“憧れの仕事”であり続けるためには、私たち自身が看護管理者としてのアカウンタビリティを示しながら、楽しく仕事をする姿を見せることが大切だなと、毎年調査をするたびに思うのです。
2025年6月25日