認定看護管理者会役員のつぶやき

常務理事 奥野佐千子

座禅体験をしました。

 12月の日曜日、座禅体験をしました。初体験です。前日の夕方に思いついたので、Web予約は締め切られていて、当日参加でした。朝7時過ぎにホテルから歩いてお寺に向かいました。30分後、お寺に到着。境内が広すぎて少し迷いましたが、それらしい人に付いていき、無事「座禅・写経」の看板を見つけ、お寺に入ることが出来ました。
 座禅は、約1時間の自分と向きあう時間です。姿勢を正し、自分の呼吸に集中します。何も考えずひたすら「無になる」こと。何度か座禅をすることで、「ただありのままの今」を感じることができるとのこと。座禅のエッセンスは、「頑張る、打ち勝つ、乗り越える」ではなく「ゆるめる、ほどく、手放す」 そうです。
 鳥の声だけが聞こえ, 早朝の空気を感じる静かな師走の時間です。いろいろな思いや考えが浮かびます。受け流し、自分自身と向き合うようにしていましたが、なかなかうまく集中できません。時間は、あっという間に過ぎていきました。
 座禅の後、副住職さんが「勇気とは何か」という法話をされました。「勇気にはどのような動詞を使いますか。『勇気をもらう』『勇気を出す』とも言いますね。本日、勇気を出してお寺に来られたのかもしれません。」と冒頭に話され、お話を聴くうちに「勇気とは自分の中から湧いてくるものだ」と実感しました。
 また、「事実」と「現実」についても「みなさんは、どのように考えられますか?」とやらかい語り口調で問い、「同じように思えても何か違います。英語で言うと『事実はfact』、『現実はreality』です。……仕事柄いろいろな悩み事の相談を受けることがありますが、まず『事実が何か』を探ります。一方、『現実』は受け取る側の解釈が入っています。これは、例え辛く悲しい事実でも、人によって受け止め方が違うので、乗り越えられる人とそこに留まる人が出てきます。……」とおっしゃっていました。
 自分の中で、先日研修を受けた「レジリエンス」と結びつきました。「しなやかに受け流す」ことを五感で経験した時間でした。今度は、きちんと予約をとって、また、座禅を体験したいと思います。

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2022年12月14日