会の活動 学術集会・論文 一般の皆様へ
会員ページ
日本看護協会認定看護管理者・サードレベル教育課程終了者会
これまでのあゆみと今後の展望



◆ 本会設立について ◆
 2000年の本会設立時の規約としては、「この会は日本看護協会認定看護管理者教育課程サードレベル修了者の実践、知識、技能、技能の研錯向上、及び修了生の交流を深め、親睦を図る事を目的とする」と謳われており、当時の設立目的は、地域の看護のリーダーとして活動するために情報交換、学習会を兼ねた同窓会として考えられていた。
 その後、2002年に「規約」が「会則」となり、目的も「看護管理実践における能力向上のための研錯の場とし、また、同窓生の交流を深め親睦を図るとともに情報交換ネットワークの拡大と強化を目的とする」と文言は変わったが、内容的にはあまり変化はなく、常に看護管理者としての自己研讃、向上を目指し、同窓生間の情報ネットワークの拡大、そして活用と強化がねらいであった。


◆ 本会設立の経緯 ◆
 本会は、東京・清瀬の看護教育研究センターで認定看護管理者研修の担当教官であった北角栄子先生のご助言をいただき、サードレベル第1期生による「日本看護協会認定看護管理者サードレベル教育課程修了者同窓会」として設立が提案され、以下の4項目、
(1) 会員の実践を基に総合学習の場とする。
(2) 意識・意欲の向上を図る。
(3) 自らの問題解決に向けて情報交換あるいは情報収集を行う。
(4) サードレベルのネットワークを構築し活用する。
を柱として、2000年1月28日、総会を持って承認され発足した会である。

 2002年には全面的に会則を改正し、認定を受けていない人であってもサードレベル教育を終了した人であれば入会ができる会とした。また、学術性を高める会としていくためには会の名称は「同窓会」を強調しないほうがよいのではないかとの決議の下に、「日本看護協会認定看護管理者・サードレベル教育課程終了者会]と改称し、現在の会の名称となっている。


◆ 本会の活動内容 ◆ −表1−
 2000年と2001年には、日本看護管理学会開催地で学会初日の夜に実践活動報告会が実施されている。
 しかし、この学会初日の夜というのはサードレベル同期生の懇親会を計画している期があり、参加者が中座する状況に、開催日時設定に問題があることがわかった。
 そのため、2002年からは総会・研修会を年1回、日本看護管理学会とは別の日に計画し、1年間の役員の活動報告、会計の収支状況報告、会のあり方等に対する提案議題の審議に時間を取り、活発な意見交換が行われるようになった。
 午前中を総会に、午後を研修会として講演会と実践活動報告、懇親会に充て、会員の管理能力の啓発、情報ネットワーク活用の場として有意義なものとなっている。

講師には、私たちがお世話になった先生方に、その時々の医療・看護の状況にフィットするテーマの講演をお願いしている。また、講師には懇親会にも出席していただき、席上の懇談の中でさらにきめ細かいご指導をいただき、情報ネットワークとともに充実した価値ある懇親会になっていると実感している。
運営のための役員会議については、設立当初は会議もあまり持てなかったとのことだが、2002年からは最低でも年1回の会議を開催し、2004年度は実質4回の会議を持った。総会・研修会開催、講師依頼の検討、会存続のための検討、活動の拡大に向けての意見交換等、実りある会議になってきている。
最後の会議は総会前日、会場となる施設で前泊をしての夜間会議であるが、翌日の総会・研修会に向けた最終確認を主とした会となっている。2004年度の総会・研修会・懇親会は、2005年1月8日、無事に終えることができた。毎年その都度、反省点があり、発展への一歩一歩を確かな歩みにしたいと努力しているところである。 −表2−に現在までの役・委員を紹介する。


◆ 活動の振り返りと今後の展望 ◆
☆本会存続の検討☆
2000年1月の初回から6年目を迎える本会の活動は、ようやく少しずつ活動内容が拡大しつつある。これまで、暗中模索の中で総会の都度、会員に意見を聞き、少しずつ形を整えてきた。会則については2002年の全面改正後も、総会ごとに部分的に改正が実施され、会員のニーズが反映される会則になりつつある。
 2003年度の総会では、会存続か否かについて、午前の時間が足りず昼食時間を短縮しての討議であった。賛否両論のさまざまな意見が出された結果、「管理者の協議会等は地域にあるが、この会を公的なものに高めていくことが必要」「これから特に情報ネットワークとして横のつながりが必要である」「認定看護管理者としての集まりが欲しい」等々、意見が集約され、存続が決議されて今日に至っている。

☆会員数増加に向けて☆
 本会の最大の課題は会員数の増加を図ることであり、活動の内容を充実させることにある。
会員募集は毎年修了生全員に会則・名簿等募集資料の送付を行っている。しかし、活動資金の確保が何よりも優先される中で、入会意思を返信される方はごくわずかである。また今まで会費の振込者が少なく、総会の日に年会費と参加費を徴収するような状況であった。このことから2004年度より本会専用振込用紙を制作した。これにより今までになく振込者が増加したが、会計役員の並々ならぬ努力に感謝したい思いである。
 その他、募集活動として、毎年開催されるサードレベル研修受講者への働きかけを清瀬と神戸の各修了生にお願いし協力してもらっていたが、2004年は会長自ら出向くことの必要性を感じ、私が本会の必要性を訴え、会員の加入を求めて神戸研修センターおよび看護教育研究センターにて7期生への説明を行った。その結果、清瀬15名、神戸20名の方に入会いただけたことは成果であったと嬉しく思い安堵している。
 また、試験で認定された認定看護管理者も増加しているが、個人情報の取り扱いがさらに厳しい状況となった現在、情報入手も難しく、入会の勧めもできていない現状である。「協会ニュース」や雑誌掲載による呼びかけも検討しているところである。
 2004年度の総会・研修会は関西方面の方々のために関西で開催を予定していたが、会場が思うように取れなかったこともあり結果的に東京会場となった。総会の席では、陸・空ともに交通の便も東京のほうがよいから、会場は東京でという声も聞かれた。

☆今後の活動の方向性☆
 また今後、本会の活動を会員にメリットあるものにするために、さまざまな活動も行っていく予定である。
 例えば、実践活動報告や研修会参加の点数化交渉、実践活動報告者の「看護」投稿の交渉、本会PRのためのホームページ開設や「協会ニュース」の活用による情報公開、情報ネットワークの拡大・強化、総会・研修会資料の冊子化、参加したいと思える研修会企画運営の工夫等々である。
しかし、活動の拡大と組織強化の必要性を強く思いながらも、役員の活動に限りがあり、これらをクリアするためには事務局専従の必要性があるのか、また経費捻出の試算等々まだまだ課題は山積しており、今後本会の存続に向けた実りある活動の展開に、会員および先輩諸氏のご意見を仰ぎ、期待される会に発展することを願って止まない。

 日本看護協会認定看護管理者である私たちは、激動の医療界で果たす役割責任も大きく、認定看護管理者として貢献すべく力を蓄え、看護がリードする質の高い医療・看護の提供に心を尽くさねばならない。そして、認定看護管理者として現場管趨はもとより、看護界全体を視野に入れ、社会貢献できるための方策を模索しながら構築していく責任が本会に課せられていると感じている。


−表1− 活動内容概略
 主な活動内容と活動の詳細
1999年度
2000年1月28日
第1回総会・研修会・懇親会
会場:日本看護協会会館
出席者数:1期生14名 2期生2名
     計16名
日本看護協会関係:小山田恭子先生
板倉 智子先生

【管理実践活動報告】
鈴木 優子:『中堅ナースのリーダー研修』
(富士市立中央病院)
川本 彰子:『クリスティカルパス運用基準をスタッフ全員に徹底させる理由』
(大阪市立総合病院)
金子美智子:『不調の管理能力 チャレンジシート運用』
(日立製作所日立総合病院)
2000年度
2000年8月26日
第2回総会・実践報告なし・懇親会
会場:青森県アップルパレス青森
出席者数:1期生7名 2期生7名
     計14名
日本看護協会関係:北角 栄子先生

  • (北角先生から認定看護管理者の自己研鑽実績への加点について説明および認定のための新しい見直しをしている旨報告あり)

  • 2001年度役員の改正について、会長・書紀の推薦と承認
2001年度
2001年8月24日
第3回総会・研修会・懇親会
会場:佐賀県はがくれ荘
出席者数:29名

【管理実践活動報告】
久保田敬子:『看護活動実践報告』(トヨタ記念病院)
池田五十鈴:『小規模病院の看護管理』
(医療法人財団献心会川越胃腸病院)
  • 2002年度副会長の推薦と承認
2002年度
2002年12月21日
第4回総会・研修会・懇親会
会場:東京都フロラシオン青山
出席者数:32名

【講演会】
『看護管理者としての目標管理の実践』
講師:松村啓史先生
(テルモ株式会社取締役経営企画室長)
【看護実践活動報告】
来嶋 清子:『目標面接制度による能力開発システム構築管理』
(愛媛県立南宇和病院)
神坂登世子:『病診連携の実践報告』
(国家公務員共済組合連合会浜の町病院)
2003年度
2004年1月11日
第5回総会・研修会・懇親会
会場:東京都フロラシオン青山
出席者数:32名

【講演会】
『包括評価と看護管理』
講師:鶴田恵子先生
(東京医科歯科大学附属病院看護部長)
【看護実践活動報告】
福本美津子:『開業ナース 選ばれる事業所を目指して』
((有)だいちナーシングホームもも)
大石 逸子:『ケアプランの有効活用のシステム化』
(特定医療法人萬生会西合志病院)
  • 2004年度会長・副会長・会計・監事の推薦と承認
2004年度
2005年1月8日
第6回総会・研修会・懇親会
会場:東京都フロラシオン青山
出席者数:29名

【講演会】
『医療経済に密着する看護管理』
講師:大島 敏子
(元横須賀共済病院看護部長 / 現日本看護連名幹事)
【看護実践活動報告】
普@惠子:『看護管理者の役割認識と行動』
(福岡市民病院看護部長)
中澤 典子:『外来分離に向けての実践報告』
(医療法人財団石心会川崎幸病院)
  • 2005年度会長・書紀留任承認、監事推薦と承認
2005年度
2006年1月7日
第7回総会・研修会・懇親会
会場:ホテルニューアルカイック
出席者数:63名

【講演会】
『保健・医療・福祉政策の動向と看護管理』
講師:大森 綏子(兵庫県看護協会長)
【看護実践活動報告】
中里志保子:『ハイケアユニット4床を導入して』
(八戸市立市民病院)
島末喜美子:『看護ケアの質評価に取り組んで』
(市立池田病院)
  • 2006年副会長推薦と承認
2006年度
2007年1月7日
第8回総会・研修会・懇親会
会場:東京都フロラシオン青山
出席者数:53名

【講演会】
『医療機関の経営とBSC、経営品質〜医療制度改革の中での生き残り〜』
講師:真野 俊樹先生
(多摩大学統合リスクマネジメント研究所教授)
【看護実践活動報告】
宮内 恭子:『認定看護師・専門看護師の活用とその効果』
(社会保険神戸中央病院)
福田 峰子:『新人教育への取り組み』
(淀川キリスト教病院)
小田美紀子:『有料老人ホームの立ち上げと運営』
(ディア−ジュ神戸)

  • 2007年会長推薦と承認
2007年度
2008年1月13日
第9回総会・研修会・懇親会
会場:兵庫県看護協会
出席者数:112名

【講演会】
『組織デザイン』
講師:永池 京子
(日本看護協会常任理事)
【看護実践活動報告】
重永 康子:『看護管理者のストレスマネジメント』
(潤和会記念病院)
鈴木 正子:『手術室への臨床工学技士の配置』
(刈谷豊田総合病院)
本山 裕子:『新人助産師研修を実施して』
(市立豊中病院)
奥出 尚子:『病棟内のコンタクトポイントの汚染状況調査』
(国際医療福祉大学看護生涯学習センター)

【インフィーメーションエクスチェンジ】
テーマ「認定看護管理者のコンピーテンシーからスキルアッププログラムを考える」
日本看護連盟石田 昌宏
兵庫県看護協会長大森 綏子
名古屋セントラル病院副看護師長大原 まゆみ


−表2− これまでの役員体制
年度会長副会長書紀会計会計監査
1999 橋場 憲子(1期生) 成田 澄江(1期生) 奥田  都(1期生) 福本美津子(1期生) 黒田 成子(1期生)
2000 橋場 憲子 成田 澄江 奥田  都 福本美津子 黒田 成子
2001 中里志保子(1期生) 成田 澄江 坂口 正子(2期生) 福本美津子 黒田 成子
2002 中里志保子 小島 範子(2期生) 坂口 正子 福本美津子 黒田 成子
2003 中里志保子 小島 範子 坂口 正子 福本美津子 金子八重子(2期生)
2004 小島 範子 鈴木 優子(1期生) 坂口 正子 山形由美子(3期生) 中里志保子
2005 小島 範子 鈴木 優子 坂口 正子 山形由美子 齊藤 直志(5期生)
2006 小島 範子 坂口 正子 鈴木 優子 齊藤 直志 山形由美子
2007 服部 玲子 坂口 正子 鈴木 優子 齊藤 直志 山形由美子


上記内容は2005年に前会長小島範子先生が書かれたものの抜粋に一部新たな内容を加えたものです。

↑ページトップへ


入会案内
リンク
お問い合せ
サイトマップ
TOPページへ...

Copyright (C) 日本看護協会認定看護管理者・サードレベル教育課程終了者会 All Rights Reserved.