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「日本看護協会認定看護管理者・サードレベル教育課程終了者会」
の現在・過去・未来









日本看護協会認定看護管理者・
サードレベル教育課程終了者会

会長  服部 玲子

 2007年4月医療法が改定され、各医療機関の広告内容に診療科の紹介にくわえて看護体制・看護内容も含まれるようになり、患者・家族の皆様が病院を選択されるとき、「専門看護師と認定看護師」の配置状況を知ることが可能となりました。そのことによってさらに皆様の働いている施設でも患者・家族のお役に立つような「看護の中身」を分かりやすいようにと、努力をされていることと存じます。
 医療法(1948年)の一文の中にも医療従事者の専門性に関する広告について知ることができます。そのような中で「看護管理」を学んできた私たちは、看護管理のプロセスを評価していく時期を迎えました。なぜならば、この会に集う仲間は、看護管理経験が3年以上あり大学院・看護系大学院で修士号を取得したり、5年以上の看護の実務経験を経て看護系大学院で修士号を取得しその後さらに実務経験を3年以上重ねたり、看護部長・副看護部長としての経験と学習(ファーストレベル・セカンドレベル・サードレベル)を積み重ねてきた人たちです。管理者としての優れた資質と創造的に組織を発展させることができる能力は、多くの先輩や教育者の方々から教えられて培ってまいりました。2000年1月28日、第1回目の総会を開催してから臨床管理の実践家と研究者が増え続け、2007年には会員数が270名になりました。本会設立の目的であります「ネットワークの拡大と活用」が必ずや「看護管理の評価」を実現できるものと確信いたします。
 さて、つい先日、(声の頃)60代の男性から医療について相談にのってほしいという電話がありました。高度で多様化する病院は安全と安心を掲げているのに医師の技術は未熟で入院中の夫人のことを考えたら「自分の考えが間違っているのではないか?」と錯覚すら覚えるということでした。「この取り残されたような気持ちを誰に聞いてもらえるだろうか?」と言うお尋ねでした。臨床から離れている私はとっさに、夫人の入院されている病棟の師長に是非ご相談をと言いました。患者・家族の皆様の代弁者であることを説明したらその方はびっくりされ、そんなことを看護師や師長に相談をしていいものなのかと繰り返し確認されました。是非そうしてくださいと電話を切ったあとに心残りは、果たしてあの方のお役に立ったのだろうかという思いでした。
 高度化された医療を受ける患者・家族が人知れず悩むこと、医療者も行き場のないジレンマで苦しむことがないように、看護管理者は人々にどのように「看護」を示していき、保健医療福祉に貢献していけるのかを、この会を通して一緒に考えたいと思います。 皆様とともに医療者の技術の向上や健全な組織作りを大きな目的にしたいと考えます。


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